FXレバレッジ10倍の真相は積立NISAか!?

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From自宅のリビングより

 
 
謹賀新年、
本年もよろしくお願いいたします。

 
さて昨年のブログで、
外国為替(FX)取引のレバレッジが
突如として政府の指導により、

株価指数取引や先物取引よりも低い
10倍程度になる規制がかかるらしいことを
不可解だといった原稿を掲載いたしました。

 
その時は、

カジノ構想の一環
超円安政策の発表
超ドル高時代の到来

などの可能性を空想したわけですが、

 
どうやら本年2018年1月から開始される
積み立てNISAの促進が主眼ではないか?
というのが私の結論です。

 
 
おはようございます。
2018年、新たな年を迎え、
そしてその週も、早や金曜日がやって参りました。

良い年になるよう、頑張りましょう!
頑張っていれば、きっと良いことがあると思います。

 

2018年個別銘柄も単位株数が100に

株式市場へ参入するためには、FXに比べると
大きな袖を振り回す必要があり、

特に若者層にとっては、手を出しにくい
のではないでしょうか。

あくまでも私見ですが、

今年は現物株の単位株数(最小取得可能株数)も
100株に統一されることが予定されていることや、

積み立てNISAなるものが本年から開始されること、
そして、
NISAの目的の一つにあった若年層の取り込み
などを鑑みても、
FXレバレッジの引き下げ理由は恐らく、

 
比較的若年層の投資家が多いFX投資から
彼らを株式関連商品へと移行させるための「足かせ」
である可能性が高いと考えれば腑に落ちます。

一方で、くりっく株365の日経225が
高レバレッジで据え置かれたのも、
積み立てNISAの援護射撃になり得る点に配慮した
とも考えられますね。

 

積み立てなのに何が非課税?

と思われた方も少なくないのではと思います。

詳細は金融庁のホームページや各証券会社で
ご確認いただきたいのですが、

この原稿を書く上で簡単に調べた限りでは、
非課税になるのは譲渡益や配当

つまり、譲渡益というのは、
保有している投信を売って得られる差益なわけです。

であるにも関わらず「積み立て」とはこれ如何に?
ですよね。

不動産のように、
「投信はNISAじゃないと、取得した際に税金が掛かるのかあ~」
と思ってしまったほどです。

 
安倍政権が株価をどこまで引き上げようとしているか?
はわかりませんが、

積み立てNISAで購入できるのは投信に限られるとすれば、
非課税の主眼は配当にありそうですが、
株価が下がれば結局は配当も一蓮托生ですし、

私以上の年齢の方であれば、401Kが流行った後の
バブル以降の投信成績が悲惨だったことは忘れもしませんね。

 
積み立てNISAのネーミングも恐らく、
20年という非課税期間がそう言わしめているのでしょうが、
例え持ち続けるにしても、

積み立てNISAの年間枠である40万円が生み出す配当など、
当初はどれだけ些細か…を考えれば、
せめて10年間は積み立てないと、その恩恵も実感できない
と思うのですが、

10年先の景気や株価など一体、誰が判るのでしょう?

 

平均世帯収入400万円として

この額は恐らく、
積み立てNISAで取り込みたい若年層
の年収に近いと思うのですが、

果たして、年収の1割近い額を積み立てる余裕は
あるでしょうか?

 
頑張って積み立てるとしても、
増税が予定される中で気になるのは、
株価にも直結しかねない、その分の消費活動の低迷です。

 
一部に、積み立てNISAは目減りが明らかな年金を補うための国策
との話も出ていますが、

結局、蓋を開けてみれば初期NISAのように、
比較的余裕がある富裕層や中高年投資家への優遇策
に終わってしまいそうな気がしてなりません。

 
NISA口座をこれから開こうと思われている方はぜひ、
デメリットも把握し、

第2次安倍政権発足後にもあったような
初期NISAの悲劇にハマらないよう
(NISA元年の2014年は日経平均が1月を高値に
以降約10か月間株価が低迷した)
留意いただきたいと思います。

 
 
いずれにしても、
積み立てという言葉と、場違いなメリットだけを強調して
初心者でもできる感を醸し出すのは
手数料目当ての証券会社各社の自由ではありますが、

積み立てNISAで購入できる金融商品が、
例えETFだからといって、元は個々の相場ですから、
あくまで相場は相場で考えた方がシンプルであり

そもそも
投資教育すら学校の課程にも上がらない日本で
勉強もせず投資に手を出すこと自体、
基本的にあり得ないと私は考えています。

 
 
浅野敏郎

 
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2 thoughts on “FXレバレッジ10倍の真相は積立NISAか!?

  1. 乾坤一擲

    ( ˘ω˘ )積み立てNISA…
    NISAすら使いこなしていないわたくしにはより遠い存在…
    NISA口座を〇村で作って1年間放置、、、
    開設の時2000円もらったwだけだが、
    ゼロから何もしないで2000円…店頭は豪華だし、四季報とか置いてるけど。。。
    ネットには使い勝手の良いチャートとかなさそうだし、、、
    銀行でもないので雀の涙の利子もつかないし…
    今年はどこかに変えようと思っている。。。
    最小取得可能株数が100株になるのは嬉しいけど。

    返信
    1. 浅野敏郎浅野敏郎 投稿作成者

      乾坤一擲さま、

      明けましておめでとうございます。

      NISAに限らず、
      色々な金融商品が、優遇されつつ生まれるのは良いお話ですが、
      余裕がない方にとっては、無用の長物
      しかも投資には元本割れというリスクが付きまといますから、

      結局は、
      家計が一番大変な方々には縁遠く、
      家計に余裕があるご家庭への優遇になってしまうのは、
      何となく解せない側面がありますね。

      投資の学校の生徒さん皆さんには、
      相場で上げた収益で、積み立てNISAができる
      ように、頑張っていただければ、私は本望ですね。

      これなら、多少の元本割れでも、
      元々投資による収益金ですし、ゼロにはならないとすれば、
      収益金の浪費で消えてしまうよりはマシですし、

      税金の二重取りをされずに済むと考えれば、お得感が出ますね。
      2018年の目標は、これしかない!!(笑)

      本念もどうぞよろしくお願いいたします。

      返信

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