上半期の相場を振り返って分かること
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
梅雨明け宣言がされてから、
全国的に気温が高く、暑さが厳しくなっていますね。
投資家にとっても体調管理は大切な仕事の一つです。
やはり、体調が優れないときは判断力も鈍るものです。
私も食生活もよく考えて、体調管理をしていますが、
投資家として、相場に集中して取り組むために
体調管理には皆さん気を付けていきましょう^^
そして今日のブログは7月最初の更新になりますが、
上半期が終わったタイミングということもあって、
今日は2018年上半期の相場についてお話したいと思います。
二極化が今年の特徴
その参考指標となるのが、
上半期の主要アセットクラスの騰落率です。
アセットクラスとは、
同じようなリターン(値動き)やリスク特性を持つ投資対象となる
資産の種類・分類のことを指し、
上の表が上半期の資産別パフォーマンスをまとめたものです。
第1四半期時点のパフォーマンスの
低かったものより上から並べています。
3月末時点でトップだった原油価格がさらにリードを広げ、
半年間で22.7%の上昇率となっています。
そのほか、金価格が比較的大きく反落して
順位を落とした以外、あまり目立った変化はありません。
ナスダックとダウが対照的なパフォーマンスを示しているように、
同じ株式市場内でも二極化しているのが今年の特徴です。
米国小型株指数のラッセル2000も+7.0%と大きく上昇しています。
ナスダックの個別では、ネットフリックス(NFLX)が+103.9%と大幅高、
アマゾン(AMZN)も+45.3%と伸びました。
米国以外では、日本の東証リート指数が+6.1%と堅調でした。
一方、FRBの利上げが進むも、銀行株は世界的に冴えず、
特に欧州の一部の銀行と日本の三菱UFJが大きく値下がりしました。
そして新興国株がインドを除いて大きく下げています。
日経平均は▲2.0%と僅かな下落でしたが、
新興市場のマザーズ指数は▲11.5%安と二極化しています。
主要指数でワーストは上海総合指数の▲13.9%安でした。
本格的な利上げと長期金利上昇、北朝鮮問題、貿易戦争懸念など、
上半期はヘッドラインニュースに乱高下する
「材料主導」の相場だったように思います。
それが表れだしたのは、
2月初めに長期金利が2.8%を大きく超えた時からでした。
数年ぶりの金利水準に、当時資金流出や景気減速、適温相場の終焉、
など様々な事が書き立てられました。
しかし今も減速などしておりませんし、
今は米中貿易摩擦以外殆ど騒がれていません。
材料ニュースで思い出されるのは
フェイスブック(FB)の個人情報流出問題です。
この悪材料が出た時に同社株は暴落しましたが、
現在すっかり最高値を回復しています。
日が経てば騒がれなくなり、
結局は同社の優れた財務内容、
高い成長力に沿って株価は動いて行くという好例です。
ニュースで乱高下しても、
最終的に株価を決定するのはファンダメンタルズであり、
ノイズで一時的に二極化している株式相場も、
やがて世界景気に沿って修正されて行くと見ています。
ということで、
今日は上半期の相場を主要アセットクラスから
見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
過去の振り返りではありますが、
なぜあの時相場が動いたのか、その原因を知ること、
それが一時的なニュースによるものなのか、
それとも大きな流れを変える本質的なものかを見極めることが
長期で安定して利益を上げていくためのコツとなります。
ぜひ、今日のブログも一つの参考にしていただき、
2018年下半期の相場で利益を上げていきましょう。
それでは、また来週(^^♪
―戸松信博
<編集部のおすすめ>
「銘柄選びを簡単にしてくれるツールがあったらいいなぁ…」
「売買タイミングを明確に示してくれたらトレードが楽なのになぁ…」
「時間をかけずにもっと効率よくトレードする方法があればなぁ…」
「高機能ツールがもっと手頃で簡単に使えたらなぁ…」
あなたは今まで、
こんなことを考えたことはありませんか?
もしあなたが、
今までこんな悩みを一度でも持ったことがあり、
まだその悩みを解決できていないのなら、
この取引ツールがあなたの悩みを解決するかもしれません。
しかも、この取引ツールは無料で使えて、
さらに今なら、この取引ツールを使ったトレード手法まで
無料でお教えします。
→ 今すぐ詳細をチェックする
投資の学校・LINE@登録募集中!
LINE@限定の特別なお知らせを配信予定!
ご登録はこちらから
↓
LINE@の詳細をチェックする
この記事へのコメントはありません。