バーゲンの半額セール、あなたは買う?買わない?
「投資の学校」浅野敏郎
From 新宿オフィスのスタジオより
実は最近、
閉店間際のスーパーマーケットに立ち寄ることが
マイブームです。
このマーケットは、とある乗り換え駅の駅ビル
(というほど凄くはありませんが・・・)
に入っているのですが、
大体23:00前後にこの駅に着くため、
品物は欠品しているものも多いのですが、
一方で、一部の生鮮品などは大幅に値引かれ、
50%オフなんていうのもチラホラあります。
翌日には絶対に持ち越せない品なのでしょうけど、
帰って直ぐにお酒のツマミとして消費するので、
コスパが高いもの
例えば未だ生きている車えびとか、
大粒のあさり貝などを物色するのは楽しいですね!
そんな中で先日、
珍しく20:00頃にこの駅に到着した日のことですが、
同じようにこのマーケットに入ったところ、
より多くの品々が20~30%オフで販売されており、
「いつも私が立ち寄る時間は既に売り切れているのか!」
ということを知りました。
元の価格にもよりますが、
皆さんなら何%引きのセールに、
一番の魅力をお感じになりますか??
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おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。
厳しい寒さが続きますが、
風邪など召しませんようお気をつけください。
さて、
年末年始のセール期間も終わって、
次は、学生さんたちの期末試験や入学試験
の季節がやってきます。
この季節は小売業にとって試練の時期
となるケースが多く、
現に今週は、いたるところの居酒屋さんなどが、
ガラガラ状態なのを見かけます。
理由としては、
お正月にお金を使い過ぎて自重している説や
ご子息たちの入試を控えて、
お酒を飲んで帰宅するのは気が引ける説、
成人式を控えて諸々の出費が足を引っ張る説
などが考えられそうですが・・・
今年に限ってはもしかすると、
年始相場での痛手・・・という特殊要因説も
あり得るかも知れません。
皆さんはご無事でしたでしょうか?
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割引価格に対する心理を推理する
例えば、20~30%オフという割引に対する
私のイメージは、
特に意識してわざわざ、
セールを目指してゆく程の割引価格ではないですが、
種類やサイズなどはまだ豊富に有り、
たまたまこの程度の割引に出会った際は、
妙なお得感がありそうです。
それが40~50%オフとなると、
確かに超お買い得なイメージになりますが、
種類やサイズの豊富さは無く、掘り出し物があれば・・・
という感じになり、私的には「宝探し」として、
それなりに足を運んでみる価値を覚えます。
しかし、60%以上の割引になると、どうでしょう??
買っても良いような品物はきっと殆ど無く、
行くだけ無駄足という感覚が強くならないでしょうか?
モノにもよりますが、極端に言ってしまうと
「なぜお宅のゴミを、
ワザワザお金を払って引き取らなければいけないの?」
といった感じです。
実は相場でも50%引きの理論は通じる
まあ、私の50%理論など、あって無いようなものですが、
実は幾つかの相場分析に通じる点があり、
有名どころでは、
「フィボナッチ」の50%リトレース(押し戻り)であり、
「一目均衡表」の転換線や基準線の概念だったりします。
つまり、
上昇に対する「押し」や下落に対する「戻し」という変動は、
それまでの上昇や下落に対する逆行を意味しますが、
例えば高値から見て、「安い」というお得感を持って
逆行する値下がり相場を捉えられるのは、
最大で50%押しまで、ということになり、
この境界を更に割り込んで安くなった値段は、
上昇目線を持っている多くの参加者にとっては、
まさに警戒するに値する価格帯である・・・
ということになりそうです。
2019年1月3日以降の相場について
先週のブログでも触れましたが、
ことし1月3日の暴落は酷い話でした。
その後、株式相場などが大きめに立ち直り、
チラホラと、底値固め説も聞かれ始めました。
暴落した足に巻き込まれた場合、
その下値を予め想定するのはなかなか難しい展開
だったように見えますが、
次の陽線の返しが、3日早朝の高値から見ても
50%以上戻しており、次の押し目が確認された
黄色の範囲に入った時点で
直ぐ直ぐの下値試しは無さそうだという判断は、
充分可能だったと思います。
その次の下ヒゲもサポートされてますしね。
そして、黄色で囲ったその後のジリ高局面を経て今現在、
かろうじて、その50%押しで踏みとどまっています。
一度、相場はクラッシュしてしまったので
黄色の範囲における取引は基本的に、
売りそびれたロングと、下を突っ込みすぎたショートの
処分市相場となっていますが、
黄色の範囲の半値水準で相場がサポートされれば、
今一度戻りを試すムードが復活する可能性は
高まりそうです。
とはいえ、いずれにしても急反発は期待薄では有りますが、
意外な事実として、
12月13日の高値113.71円前後を下落の起点とした場合、
最安値との半値水準は109.26円前後になっており、
この水準は3日の下ヒゲのおかげで、
急落前の3日早朝高値より低い水準・・・に位置しています。
つまり、これら幾つか重なる109.20~50円前後の水準は今後、
越えれば再び上昇が有利
越えられなければ、揉み合いながら下値を探す展開
が予想されるといった、
かなり重要な価格帯になってくると予想しています。
浅野敏郎
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一般投資家にとって、
数百億円、数千億円のファンドが何に投資するか…
気になって当たり前です。
それだけの資金が、
短期間に注ぎ込まれれば、
否応なく、その方向へ、
程度は計りしえないとしても、
目先の変動が支配されてもおかしくはありません。
一方、
機関投資家の運命として、
基本的には利食いや決済手仕舞いなどがあり得ないのは、
半永久的に
運用が継続されなければならない事情がある…
からですが、
それでも、一部のヘッジファンドなどは、
破綻するケースがあるなど、
短期間で高い収益率を義務付けられている組織には、
その組織なりの様々な「事情」というものが存在します。
相場は「こうした事情で変動する」という
ある意味で画期的な理論がTPA
つまり、
タペストリー プライス アクション理論なのです。
初心者の方々には少し難しいかもしれませんが、
ある程度の経験者が行き詰まった時などに、
知っておいて悪くない、目からウロコの知識であり、
特に昨今の短期売買が主流となった相場では、
非常に有効な考え方です。
でご確認いただき、
ご納得いただければ、是非その先へお進みください。
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23:00に駅?∑(゚Д゚)働きすぎですよ。生きている車海老や大ぶりのアサリ、ゴージャスなスーパーですね。
うちの辺りは半額弁当くらいかな。
魅力を感じる値引きは半額位かな…それ以上だと食べ物は怖い気がする。
3日の下げは他人事ながら怖かったです。レバレッジをマックスまでかけていた人々の悲鳴がツイッターを飛び交っておりました。ああ言う時はロスカットが間に合わないのでしょうね。日頃の教えが身に染みたできごとでした。
年越しには手仕舞っておいた方が無難なんでしょうね。
このスーパー、東急ストアという普通のスーパーなんですが、
時々、妙な掘り出し物があって・・・
車海老とかは稀にある程度で、(それともいつも売り切れてる?)
残ってても、ピクリともしない時は手を出しませんね。
大粒アサリといっても、小粒じゃない、という程度で、
いつもは、「お味噌汁以外に、食べ方が想像できない・・・」程、小粒です(笑)
休暇・・・特に長期に渡る場合は注意が必要ですね。
2018-19の年末年始の日本は、4日を休めば9連休も可能でしたから、
余計にストップなどの注文が集まった可能性はあります。
そのほか、中国系の春節、欧州のイースター、
日本のGW(今年はヤバイですね)、欧米の夏休み(7月半ば~8月半ば)
日本のお盆、中国系の国慶節、そしてクリスマス休暇
などの特に休暇前はやはり要注意で、
長期投資や、塩漬けを持っている人には厳しいですが、
少なくとも、自国が該当する場合は、手仕舞いまたは、
持ち高を少なくして万が一に対応しておく対処は、必要かも知れません。
もちろん、相場付きにもよりますが、
今年はオーダーが特別に偏っていたのだと想像できます。
ところで、原稿にも書きましたが、
相場が重要な水準だと想定した109円中盤をためしに入りましたね。
週末でも有り、ここは緊張する場面です。
では、またのコメントをお待ちしています。
浅野敏郎