Wボトムを波動で考えると単なる…(E)

浅野敏郎

「「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
前回のブログDでは、
一度同じ方向を持った相場を、
起点から1本のローソク足で考え、
それが否定(陽線なら陰転、陰線なら陽転)
されるまでは、
基本的にその方向性を大切にするものの、

ヒゲを伸ばすような反転があった場合、

その反転の勢いを見ながら
どこかで押しや戻しが止まった値幅
(ヒゲの部分)の間を揉み合いと想定して
次の放れを目先の方向とする考え方を

直近のポンド円相場を例に、
追いかける目線の順に説明もしてみました。

 
少しややこしくなってきましたが、
今回は前回お約束した通り、

相場を少しお勉強された方なら
皆さんがご存知のWボトムを例に、
前回の要点をもう少し踏み込んで
説明してみたいと思います。

————————————

おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

 
コロナウィルスは依然として
猛威を振るう中、
話題に飽きが来ているかどうかは
個人差があると思いますが、

次第に意識が慣れてきてしまい、
そうでもない…と思い始める向きも
増えていく可能性があり得ます。

市場とはある意味で薄情なところがあり、
一つの話題で相場が反応しなくなると
次の材料を探し始める傾向があり、

コロナウィルスもそろそろ
そんな感じになってきた観も致します。

 
しかし一方で、有名な市民マラソンが
次々と一般の参加を断念し始めるなど
影響はこれからにも見えます。

経済指標などに反映されるのも
これからですから、
ここ数か月の例えば強い結果で
経済に影響なし!
と、バイアスを掛け過ぎるのもどうか?
などと考えているところです。

———————————–

さて、
揉み合いをテーマにシリーズ化している
当ブログですが、

相場の表現でよく「行って来い」という
言葉が使われますね。

これは、上昇(下落)した相場がその分、
丸々下落(上昇)するような値動きを
指していますが、
同日内の比較的短時間でこうした値動きが
起こった場合が一般的ではあるものの、

2日間に渡って起こった場合も、
2週間に渡って起こった場合も、
言ってみれば同じ行って来い相場です。

つまり、
この「行って来い」に限れば、
安値も高値も更新しなかったことになり、

一目均衡表の考え方ではこの動きを
V波動と言って、
典型的な揉み合い相場を指しています。

1日目が上昇、2日目が下落というV波動を
日足で見れば陽線と同じ長さの陰線が
2本並ぶことになりますが、

もし同じ動きを1日間でしてしまった場合、
そのローソク足は、トンボという名前の
長い上ヒゲで安値に同時線が現れる型
になるのはお判りいただけるでしょうか。

 
足形だけでは、
強い下落を示唆することになっていますが、
これだけでは揉み合いを示しているに過ぎず、
次の動きだったり、
出現した値位置を考えずして、
何とも言えない事だけはご理解いただけた
と思います。

 
 
さてWボトムについてですが、
Wトップも全く同じ考え方であるため、
ここはボトムで考えたいと思います。

Wボトムとは下落してきた相場(A波動)が、
下げ止まった後に一度戻し、
もう一度下値を確認してから
再度、上昇し始めた時、
その形状がちょうどWの形になり、

当たり前ですが
A波動の底値(ボトム)位置で出現することから
その名前がついたことは想像がつきます。

 
問題は、
この2つの底値が本当に底値になるのか?
ということです。

それをひも解くのが、
先ほど揉み合いの典型と言ったV波動です。
実は水平に引いた赤い破線は
ネックラインとも言いますが、

ここより安いWの値動きは、
V波動が2回連続しただけ、もしくは
底値①を起点にすれば逆のV波動を1回完成し
2回目に突入しただけとも言え、

それが3回も4回も続く可能性もある
と考えればWに特段の意味合いはなく
「ただの揉み合い」ということが出来ます。

つまりこの揉み合いを・・・
上に抜ければ(ネックラインを上にブレーク)
まさしくWボトムがモノを言ったことになり、

下に抜ければ(ボトムラインを下にブレーク)
下落を継続したことになるだけです。

にもかかわらず、
揉み合い放れ(ブレークアウト)のうち、
直前の波動(Wボトムの図では下げ波動A)
とは逆に放れた場合のみを特別視して、
それを反転のシグナルとすること自体が、
誤解や安易な「ダマシ」の素・・・
と言っても過言ではなく、

過ぎてしまった後で
「あれがボトムだった…」と初めて言える程度では
シグナルとも言いがたいところです。

 
お終いに、
前回のブログDで、ポンド円相場を分析した際、
値位置(ねいち)という考え方を使いました。

それに沿ってもう一度、
先の図で示したWボトムを見てみると、
現在の値位置は、最初の下げ波動Aからすれば
下値圏での揉み合いであり、

ここだけを切り取れば
下落リスクの方が高いという判断が
順当だと思います。

ただ更に以前の波動の下値がもっと低い場合、

A波動が押し目であることも考えられ、
その場合はもう一度高値を試すために、
Wボトムを上に放れる可能性が高くなる
こともあるでしょう。

あるいは、二つの底値の位置に
上位足での強力なサポートがあるとすれば、
やはりこの揉み合いを上に抜ける可能性が
高くなる場合もあり得ることから、

ブログBやCで述べた、
上位足や下位足を確認する意義がある…
という話にもつながることになるのですね。

 
次回はあと一つだけ、有名なパターンを
同様に掘り下げてみたいと思います。

 
 
浅野敏郎

 
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