ドル円の現状把握(Z)

浅野敏郎

「「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
先週はユーロドルの現状把握をしましたが、
月足以外は共に
先行スパンの上に位置する状況から見て、
潜在的には上昇力が優勢ながら、
月足での戻り相場を想定しました。

時間足で具体的な入り口を探しましたが、
決して強い上昇力は見られず、
押し目買いを想定しました。

押した後の返しでエントリーすることは、
もはや言うまでもない常識だと思いますが、
活字で触れなかった分、
一応私は指値で入ったわけですが…

いよいよZ号を迎えた今回は
その結果などを最初に解説した後、
ドル円相場の現状把握をしたいと思います。

 
来週以降は基本的にノープランですが、
ここまで押さえてきた基本理論を
具体的なチャートで解説しつつ、

相場にそれなりの転換期が訪れた際には、
すかさず、現状把握をお伝えするような方向を
思案しています。

ではZ号の続きをどうぞ!

————————————

おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

 
5%還元対策はもしかすると延長?
などとかすかな期待を抱いていた私ですが、
気付かないうちに、
しっかりと期限通り打ち切られていました。

当初はコロナとは全く無縁の刺激対策でしたが、
おカネを触らなくて済むキャシュレス化は
コロナ蔓延防止に一役も二役もかう結果
になったのではないでしょうか。

その代わりではないでしょうが、
このところTVなどを賑わせているテーマが
Go toキャンペーンです。

昨日の東京は、1日間における感染者確認数が
過去最多を記録する中、
Gotoキャンペーンは東京発着を除いて決行される
可能性が高まりました。

1000万人都市を含む東京と
県人口が100万人前後の他県とを、
単純に感染者確認数で比較はできませんが、

無症状感染者数が一番多いのも東京

であることは間違いなく、
その人たちが各地にウイルスを拡散するリスクは
誰でも簡単に想像はつきますね。

私は幸いお隣の神奈川県民ではありますが、
県知事が東京に追随しなくても、
他県への移動は極力、控える予定です。

———————————–

先週の回顧録

戦略モデルの詳細は先週号Yを
ご参照いただきたいのですが、

その後、1週間が経過した現状は
こちらです。

先週以前のユーロドルは
時間足を見ても分かるように、
一応は右肩上がりに加えて
高値安値は切り上げてはいるものの、

毎回の押しでは先行スパンを割り込むなど
随分以前にも解説したように、
もはや揉み合いに等しい状態です。

青い縦線時点の前号では、

押し目買い水準を1.1295前後に定め、
ストップは1.1245割れ
暫定のプロフィットは1.1410水準
としたわけですが、

実際は押し目買い水準を
大きく割り込みストップを意識するほどの
下落になりましたが、
どうにか1.1250手前の
1.1255水準で下げ止まり、
その後は足早に上昇を再開しました。

暫定の利益確定水準をも早々に達成してしまい
100ポイント前後の収益となった結果です。

セオリー通り、
下値を打ってからの反発で入っていれば、
今回も最大で20ポイント程度の含み損で
決済まで持って行けたように思います。

ただ、今回の下値は初めて7日に付けた
前回安値1.1260水準を割り込み、
内心はかなりヒヤヒヤしていました。

そのせいで実は、
最初の1.14台に乗せたステージで
僅かに届かなった事実を見て
見切り決済をしており、
以降の50ポイントの上昇は後の祭りでした。

今回のセッションの値幅は約200ポイントで
上下共に約50ポイントの誤差は概ね25%と、
絵に書いたような結果に終わっています。

今後、週足ベースでどうにか買い時代を維持し、
週足Hi2をタイミングよく上抜けるステージでは
もう一段の上昇も期待できる形に
なりつつある様な印象です。

ドル円月足

主要3通貨ペアで今一番興味無いのがドル円です。

チャートを見ても分かるように、
2015年に戻り最高値を付けた直後の下落波動を
最大底辺として、
もう5年以上三角状に保ち合っている姿は絶望的です。

コロナショックの3月足も、
結局は上下両方のブレークを試し、
その半値水準で終わった事実を見ても、
相当な重症状態であることを物語っています。

転換線や基準線を能動的に動かすには
3月足の高値安値を越えていく必要があり、
モチベーションは上がらない状況に加え、
あと4か月は受動的な変動も期待しにくいことから
基本は揉み合いと見た方が無難でしょう。

ただ、現状の107円台は、
転換線の上でギリギリ推移している以外は、
2015年以降のどんな波動においても
半値を下回っている状態は
少なくとも「戻り売り」がイメージしやすい
としか言えません。

週足はどうかというと


月足同様、
コロナショックの乱高下を波動とするなら、
基準線と先行スパン2が同水準で水平に推移し
現在値がその上で推移していることを除き、

見える範囲のどの波動の半値位置よりも下で
推移している状況は弱いことに変わりありません。

ただし、このところのサポートになっている
基準線水準は、先行スパンの下限と一致しており、
意味することは
106.70水準を下値に底堅く推移できれば、
受動的に先行スパンの上に出られる可能性が残る
事になります。

週足が先行スパンに接するのは8月の最終週で、
ちょうど先行スパンが同時線となって急落した
タイミングになりますので、
その際に上値を抑えられずに通過できれば、
その後も底堅く推移できるチャンスはあるでしょう。

下値は常に警戒感があり、
基準線を終値でしっかり割り込んだり、
記してある各サポート割れ後の値動きは要注目です。

日足はどうか


3月のコロナショック相場は、
ある程度過去の話になっていて、
先行スパンの対象からも既に外れています。

現状を見る限り、
週足MID2が指す下落波動や
その折り返しの上昇波動の半値位置よりは
どうにか上で推移できていますが、

その他の細かい上下波動の半値どれをとっても
その下側で推移している現状は
下落目線が優勢に感じます。

一方で、現状の下値側には
4月月初以降、幾度となく下値を支えた
日足Low1の106.90
週足MID2の106.70
その返しの週足半値の106.45
日足Low2の105.97
など、1円以内に重要なサポートが並び
これらを割り込むには、
かなりのエネルギーが必要に見えます。

注意が必要なのは日足Low2を割り込むと
基準線も能動的な下落を開始でき、
3月高値と6月高値を起点とする
下落の3波動が決まる瞬間でもあります。

先ずは6月高値起点の時間的な対等に
注目しておきたいところです。

念のため時間足を見ましょう

7月高値以降の相場は
107.50円を中心とした中段揉み合いを経て、

週足MID2にほど近い、
106円60銭台の下値を2度付けて、
Wボトムを形成した後は、
107.40水準のネックラインに向けて
底堅く推移しているように見えます。

Wボトムを信じればネックライン越えを
買いで追いかける戦略もあり得ますが、
日足以上の弱さを見ると上値は限られている
と見た方が無難でしょう。

ネックラインを越えて上昇しても、
V計算値が限界という値動きを想定し、
107.85円以上で戻り売りとしますが、
あくまで反落したタイミングで
追いかけて売る最低ラインが107.85
というニュアンスです。

例えば、108.10まで上昇した後に反落した場合、
最低でも107.85円割れで
ストップ売りによるエントリー
ということになります。
或いは、
108円を挟んで狭いレンジで揉み合い
107.95がサポートになるような値動きがあれば、
95割れや90割れで追いかけるのもアリでしょう。

エントリー後のストップロスは、
7月高値の裏となる108.25円水準が今のところ
順当に見え、
例えば、108.30円まで上値を伸ばした後に
反落するような場合は、その裏が候補になるのは
当然ですね。

下値目標はひとまず
日足Low2より少し手前の
例えば106.05円前後を先ずは想定しておきます。

エントリーになる前に
そのまま上に突き抜ける様なら見送るくらいの、
半ば様子見程度の消極的戦略
と捉えるべきかもしれません。

浅野敏郎

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