浅野敏郎のブログ

クロス通貨の考え方…ポンド円を例に

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「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
日経平均に、やっと下値を試す値動きが
見られましたが一時的に終わり、
再び30,000円台に乗せ返すなど、
底堅く推移しています。

バブル期の最高値を付ける上昇局面との比較が
にわかに取り沙汰されており、
期待できないわけでもありませんが、

3万円という節目がもう少し馴染むまで、
時間が欲しい感覚もあります。

 
その心は、
ご挨拶に続けて書き添えようと思います。

さて個人的には、
暫くドル安目線で相場を見てきましたが、
ドル円相場に対しては、
あまり触れてきませんでした。

急に触れたくなった理由は今も特には無い
のですが、ご存知の通り、
クロス円では着実に円安が進んでおり、
ドル円相場が底堅い一因になっている
模様です。

今回はポンド円相場を例に、
クロス取引のポイントを見た後、
時間があれば、
ポンド円相場をレビューしようかと思います。
——————————
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

 
冒頭にも述べたように、
日経平均がスルスルと3万円台に乗せ
その後も底堅く推移する中、
4か月で6000円の上昇は速すぎる…
と感じます。

相場コメントでもよく見聞きするこの
「速すぎる…」という真意は、
一体、どこにあるでしょうか?

 
勿論、目先のロングが軽くなる暇もなく
上昇し続ければ、市場が偏り危険だ
という意味もあるでしょう。

節目の24,000円をしっかりと抜けた
2020年11月から僅か4か月で、
6000円上昇した日経平均ですが、

例えば一つの真意を簡単に言ってしまうと、

30,000円という相場に対する印象が、
投資家の間でも「高い」から「値ごろ」
にならないと、
ここから先の買い手は新たに生まれにくく、
結果的に買い手不在の急落が発生しやすい
ということで、

バブル最高値からの下落相場のように、
昇ったハシゴを外されるリスクが
同時に高まるという事なのでしょう。

 
「値ごろ」になるためには、
暫く3万円を挟んで揉み合うか、
現状で安いと思われる価格まで
下押しするかの選択がありえますが、

いずれにしても、こうした値動きには
ある程度の時間が必要だ…
というのが真意だと思います。

せっかく30年ぶりの復活をした相場
ですからなにも、
来るべき下落相場までバブル崩壊と
同じ道を辿る必要はありません。

そうならないためにも、
逆に適度な調整が必要…
だと言うことなのでしょう。

クロス通貨とは

さて、FXで良く見聞きするこの表現ですが、
ユーロが登場するまで、
各国通貨の価値は、基軸通貨である米ドルで
測られるのが一般的で、
これらを「ストレート(通貨ペア)」という一方、

ドル以外の通貨で測られる通貨ペアは全て
「クロス(通貨ペア)」とされています。

したがって
ドル円はストレートですが、
ポンド円やユーロ円、豪ドル円…などの
対円通貨ペアは全てクロスになりますし、

ユーロポンド、ポンドスイス、豪ドルカナダ
など米ドルが介在しないペアもクロスです。

例えば、ポンド円のカバー方法

日本では対円通貨ペアはどれも、
比較的一般的な組み合わせですから、
ポンド円相場は実際に存在する相場
だと思われても仕方ありませんが、

実際には、
ポンドドル相場とドル円相場の合成で
成り立っています。

 
例えば、ポンド円を買う
(円売りポンド買い)ということは、
ドル円相場でドル買い円売りを行い、
ポンドドル相場で、
買ったドルを売り、
ポンドを買うことで、
目的が達成されています。

クロス取引は実は複雑で難しい側面も

コロナショックの際には
124円近くまで下落したポンド円ですが、
直近では150円近くまで着実にかつ
25円以上も上昇しているのに対して、

その間にドル円は101.20円近辺の安値から
直後に111.70円まで急反発してからは、
ジリ安(円高方向)が継続している状況
です。

 
ポンドドル相場の値動きは
1)ポンド高ドル安
2)ポンド安ドル高
3)変わらず
という値動きがあり、

ドル円相場の値動きにも同様に、
4)ドル高円安
5)ドル安円高
6)変わらず
という値動きがあります。

 
ここで、ポンド円相場が上昇する値動き
を考えた場合、

最も分かりやすいのは
1)と4)が同時に発生した場合で、
おのずと上昇スピードも速くなります。

ただ、
1)と5)でも、ポンド高の割合が
円高の割合より強ければ
ポンド円は上昇し、

1)と6)でも当然
ポンド円は上昇しますね。

一方、ポンドが2)の場合、
4)でも円安の割合が強ければ
ポンド円は上昇し、

ポンドが3)で円が4)でも
当然ポンド円は上昇します。

 
ここ最近、
ドル円は反発気味に推移している中、
ポンドドルも上昇を継続しているので、
1)と4)の組み合わせ通り
上げ足は早まっていますが、

コロナショック以降その前までは、
円はジリ高だったのに、
ポンド高が上回っていたために
ポンド円は順調に上昇できたという
1)と5)のパターンだったことが
判ります。

言い換えれば、いわゆるドル全面安が
上手く機能した時期だった、のです。

今後の展開への一考察

コロナショック以降、
ドル円相場は2つの観点から
強烈なドル安にはなりませんでした。

そのおかげで
クロス円は上昇出来たわけですが、

1つには、
ドル円以外のストレートで発生した
ドル全面安により、
クロス円の上昇が円安要因となり
ドル円相場を下支えた…
という要因があります。

2つ目としては、
本邦投資家の根強いドル資産買いが
相場を下支えしていたとの想定が
成り立ちます。

 
端的には米株市場への直接参加であり、
加えてここ最近に限っては、
ドル金利の先高観が円安の追い風
になっている印象があります。

確かに米・長期金利が上昇していますが、
FXに付くスワップは
基本的には短期金利に基づいていて

今すぐにドル買いのキャリー運用が
功を奏する地合いではありませんが、

僅かでも
支払いとなる対円のドルショートは
相場が膠着すればするほど、
不利に働くことは確かです。

 
だとすると、
ここまで対円以外でのドル安が
けん引していた
クロス円相場の上昇ですが、

一方的にドル安が進まないとすれば、
一旦は上昇が弱まる可能性は、
今後更に高まることになり、

若干のドル買い調整という形になれば、
今度はドル円での円安が一役買う…
という流れが順当に思えます。

そうなった場合、

先に挙げた円の下支え要因は一気に
円安ドル高への追い風となりますから、

思いのほか(と言っても限度はありますが)
クロス円は底堅く推移できる可能性がある…
のかも知れません。

 
実際のチャートでレビューする時間は
作れませんでした。
次回のテーマと致します。

 
 
浅野敏郎

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コメント

  1. 浅野敏郎 より:

    浅野です。
    一夜明けた本日26日、奇しくも調整相場が優勢です。
    恐らく、月末要因なども拍車をかけた一因かと思いますが、

    想定外な事実として、
    JGBの金利が上げ足を速めています。
    悲観的な上昇ではないとは思いますが、

    ドル円が一旦、円高に推移したように、
    市場が悲観的になりすぎると
    今日の朝刊で想定したシナリオがやや狂ってきますので、
    底値確認ができるまでは中立目線が良いように見えます。

    ではよい週末をお過ごしください。

    浅野敏郎

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