プロが知っている黄金の魔法

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From 新宿オフィスの編集室より

 
先日、ニック先生の対面セミナーの収録に
行ってきました。

 
ニック先生の戦略の立て方は、
予め時間帯ごとの相場癖を
定点比較した分析レポートを元に、

現在の時間帯は、順張りと逆張りのどちらが有利か
という結果に従って、
実際の値動きに即した判断をしながら
相場に取り組むというスタイルです。

 
実はセミナーの休憩時間に、
ニック先生と相場について交わした、
テニスの例え話がツボにはまったので、
今日はその話について、私なりの考えをご紹介いたします。

そこで先ず、皆さんに問いたいことは、

「あなたは、プロのトレーダーが勝てる秘訣について、
「皆が知らない魔法のような術があると思いますか?」

 
 
おはようございます。
今週も金曜日がやって参りました。

関東の桜の季節が過ぎ去り、イースターも明けた今週の相場は、
概ねイメージ通り、反発する展開で終わりそうです。

イギリスの総選挙が今年6月8日に前倒しされることが決まり、
それがきっかけとなってユーロも巻き込んだ、
ポンドのショートカバーが先行しています。
かれこれ6か月近くも、
底値で揉み合ってきたこれらの通貨ですが、

現時点での個人的なイメージは、
比較的長い視点からも転換の可能性を感じています。

 

多くの投資家に共通する思考

 
ところで、言うまでもなくテニスには、
フォアハンド、バックハンド、サービス
の3種類の基本的な動作がありますが、

それぞれの動作にもさらに、
トップスピン、スライス、フラット、ドロップ
などのボールさばきがありますね。

 
基本的な動作がある程度一通りできれば、
確かに試合をすることは可能ですが、
それだけで試合に勝てるほど、
相手も甘くはないでしょう。

 
実際の試合になれば、
ボールはこちらから打つばかりではなく、
相手から返ってくるわけですし、
その球種や場所はいつも同じではありません。

 
つまり、
ボールの早さ、回転、着地点などに加えて、
コートの所在地や時々の天候などを考えれば、
生涯でたった1球でも、
全てが全く同じ条件のボールを打つことは
恐らく一度もないでしょうね。

 
専門的なことは抜きにしても、
こうしたスポーツの話であれば
「そんなことは当たり前!」だと、
きっと誰もが理解するでしょう。

 
しかし、いざトレードのことになると、
突然のように多くの投資家は、
この時はこうなるといった
「1対1」の黄金パターンを探し始め、

それさえ見つかれば絶対に儲かるはずだ…
という思考回路になるのは本当に不思議です。

 
 

魔法のような術を、強いて言うなら…

 
特に、
相場を始めようとしている方や初心者の方は、
相場のことが良く分からないがために、

プロのトレーダーが儲けられるのは、
自分が知らない、必ず勝てる黄金の魔法がある
と考えてしまうのは仕方ないかもしれません。

 
しかし、
私のツボをついたニック先生の話を代弁しますと、
ハッキリ申し上げて、
「そういった黄金の魔法は相場に存在しない」
ということです。

 
ニック先生の戦略の立て方も、
分析レポートこそ参照しますがそれは、
試合の相手の癖や特徴を予め調べたデータ帳と
同じ意味合いであって、

いざ実際の相場と向き合った時、
そのデータが通用しない値動きであれば、
直ぐに取り組むのではなく、

様子を見ながらそのチャンスを我慢して待つ
ことが基本になっているわけです。

 
従ってもし、
プロのトレーダーが持っている魔法があるとするなら、

相場は常に変化していることを知っていて、
今はダメでも時間が経てばチャンスは必ず来る
という事実も知っているからこそ、
自信をもって待てる…というスキルになりそうです。

 
 
恐らく本当のプロが皆さんに教えられることとして、

初心者に対しては、
正しいストロークや球種の打ち方や、
本人に合ったスタイルを見つけてあげることだったり、

中級者に対しては、
間違った打ち方や無理があるフォームを、
直すためのアドバイスをすることが、
正しい形だと思います。

 
何故なら、
一度も同じボールは来ないハズなのに、
たった一つの売買ルールで
全てが片付くかのような教えには
そもそも無理がありますからね。

 
どんなボールが、どこへ飛んでくるのか、
それに対処しながらコートで戦うのは皆さんであり、
練習で得た「対応の引き出しが多い方」が、
勝者に近づくのだと思っています。

 
やってはいけないルールだけはしっかり守り、
変な売買ルールに頼ろうとするメンタルだけは、
そろそろ終わりにしたいですね。

 
 
浅野敏郎

<<編集部よりおススメ>>

これだけやっていれば必ず儲かる…そんな甘い話はない
という事は分っていても、

何から始めて良いか分からない…という方は
恐らく多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ならば先ず、テニスで言えば、
フォアハンドのストロークから練習してみませんか?

 
相場の勉強としてフォアハンド並みに一般的なのは
何と言っても移動平均線分析でしょう。

 
だからと言ってテニスでも、
バックハンドが得意なプレーヤーや
サーブが得意なプレーヤーがいるように、

それから自分の得意なスタイルを見つけることは
十分に可能です。

今なら特別な価格で移動平均線を学べるチャンスです。
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4 thoughts on “プロが知っている黄金の魔法

  1. Winston

    相場の価格の行方とテニスのボールの動き・・・相場の捉え方として何とも妙に腑に落ちたような気がします。
    言われてみればその通りですね~!(言われてみれば当たり前の事なのに)その感覚(というか事実)に気付いていなかった自分に気付かされました。二度と同じボールは来ない・・・バッティングセンターですら全く同じ球は来ませんからね。
    なのに何故か相場に関しては、同じパターン(同じ球筋)が来るものだと無心の内に勘違い(誤った思い込み)をしてしまっていたようです。

    今日も新たな気付きをいただきありがとうございます!感謝感謝★
    (この捉え方を胸に刻み込んで、活かしていきたいところです!)

    返信
    1. 浅野敏郎浅野敏郎 投稿作成者

      Winston 様、

      コメントありがとうございます。

      自分では、少しふわ~っとした内容だっただけに、
      お伝えしきれるかどうか、配信には不安がありましたが、
      私の意図するところがお判りいただけただけで、
      甲斐がございました!

      ただ、自分でもよく思うことなのですが、
      余りに全てを中立に取り組んだ場合、
      出たとこ勝負になりがちになって、
      目の前のスピードに行動が伴わないのは、
      テニスやほかのスポーツにもある話ですね。

      そのためには、自分でたどり着いた「一つの鉄則」には
      忠実に動くというルールを、自分に課しています。
      その方が、そこから遠い、近い、早い、遅いなどの判断が
      しやすいことはよくあります。

      例えば、これがベストだとは断言できませんが、
      移動平均線はトレンドを示す
      という結論をお持ちであれば、

      「下を向いているときは買わない、
      上を向ているときは売らない」
      という鉄則だけでも、基準になりそうです。

      ご経験を無視した発言、
      どうかご気分を悪くされないよう、お願い致します。

      また、コメントをお待ちしております。

      浅野敏郎

      返信
  2. 万尾獅子

    ニック先生はきっとハリポタのように魔法が使えるのか*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
    という疑問があったのですが、そういう妄想に分かりやすく解説頂いてありがとうがざいました。
    そうですか…何処ぞに王家の谷があるわけではないのですね(´Д` )
    今週の新しい単語は…ポンドを巻き込んだポンドのショートカバーって
    ユーロもポンドも投げ売り状態になってるってこと(?_?)

    返信
    1. 浅野敏郎浅野敏郎 投稿作成者

      万尾獅子 様、

      いつもコメント、ありがとうございます。

      ニック先生のエントリーの絞り込み方は
      実は意外とオーソドックスであると思います。

      ただ、しばしば「私にはわかる…」という、
      魔法じみた言葉が出てくるため、
      どうしてもその言葉にロックが掛かってしまう方も、
      もしかするといらっしゃるかな?
      と、常々思ってはおりました。

      もしかして、万尾獅子 様も、そんな方々の御一人だったのかも…
      と、コメントを拝読して感じました。
      違っていましたら済みません(汗)!

      1年で100人は下らない対戦相手と
      数百回もボールを打ち合っている
      テニスのトッププレーヤーであればあるほど、
      「あそこに打てば、自分のコート左半分にボールが
      返って来る確率は低い」とか、
      「次のサービスはセンターだ」とかの読みが
      現実的になりやすいのではないでしょうか。

      きっと私が対戦相手なら、
      「あいつには将来が見えるのか??」
      と思ってしまうでしょうね。

      さて、
      「…ユーロをも巻き込んでのポンドのショートカバー…」
      とは、
      一つには、ポンドの売りポジションが
      積みあがっていたと推測できるのは、ここまでの下落相場が
      ある程度証明していましたし、実際にシカゴのIMMポジションも
      売り越しが増えていましたね。
      その買戻しがポンドのショートカバーということにつながった
      ことはご納得いただけると思います。

      一方、ユーロは対ドルでは上値が重い反面で、
      対ポンドでは、強く推移しておりましたが、
      ここしばらくは、高値揉み合いになっていますね。

      ということは、本格的にユーロの調整が入った場合、
      確かにユーロ売りポンド買いとなる可能性はありますが、

      その前に、このまま揉み合いを継続すると仮定した場合、
      ポンドが買われれば、その分ユーロも買われないと、
      揉み合いを継続できません。恐らくこの根底には、
      ユーロポンドの0.83台前半は、レンジを前提とした買いも
      考えられ、
      ポンドの買いがユーロの買いを促し、ユーロポンドの下値を
      支えるためにはポンドより急激なユーロ買いが必要…

      という可能性も指摘できます。

      といったところですが、
      簡単な相場観を述べた短文の中での表現だっただけに、
      文字が足りなかったことはお詫びいたします。

      実のところ、クロスを考えると、巡り巡って相場観が
      狂ってしまう場合が自分には多く、
      極力、明言は避けたいと思っている意識が
      出てしまったかもしれません。

      では、またのコメントをお待ちしております。

      浅野敏郎

      返信

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