「ボラ」と聞いて連想するものは?

浅野敏郎

From 「投資の学校」浅野 敏郎
自宅のトレーディング・デスクより

ボラと聞いて…

群れをなして冬の河川を海から遡上する、魚のボラを連想した
あなたは…


(この写真、鯉ではありませんよ)

まだまだ相場初心者です!

 
相場の値動き度合いを指す、ボラティリティのことを連想した
あなたは…

投資家というより相当な相場マニアです!!

 
失礼しました、私は後者です。

 
ところで、ボラティリティの意味ですが、
ざっくり言ってしまえば、相場の変動率のことで、
私の記憶が間違っていなければ、
オプションから一般化した用語だったはずです。

ボラティリティは、
高いとか低いという言い方をします。
つまり、良く動く相場であれば、

「ボラが高いね~」ということになるのですが、

あなたは、
ボラが高い方が好きですか?

それとも
ボラは低い方が好きですか?

 
 
 
おはようございます。
今週も早や、金曜日がやって参りました。

先週は事情があったとはいえ、
金曜日の浅野ブログをお待ちいただいていた方が
もしいらっしゃれば本当にすみませんでした。

 
相場は動く市場と動かない市場が、
ますますハッキリしてきましたね!
やっと、少し動く気配が出始めてはいますが、
為替は全体的にボラが低下している一方で、

株式相場は依然として底堅く推移しています。

日経平均の20,000円とドル円の111円台は、
今後も何かの節目になっていきそうな予感です。

 

ボラティリティが高いと喜ぶのは?

「恐怖指数」とも呼ばれることで有名な
VIX指数なる数値があります。


※CBOE…いわゆるシカゴ市場のオプション取引所

これは、相場実勢から離れた行使価格のオプション取引が
成立すればするほど、数値は高くなります。

 
例えば、ドル円が111円台で推移する現在、
もし120円のドル買いオプションを買う人が
ちらほら出てきたとすれば、

将来的に120円以上へと上昇することを、
織り込み始めた投資家が出できたことになります。

つまり、将来的な相場のブレを
オプションで回避し始めたという証になりますから、
恐怖に駆られた行動に例えてこう呼んでいるわけです。

 
相場を取引する投資家の中で、
ボラティリティは高い方が良いと考えている方は、
案外と多いのかもしれませんが、

乱高下するだけで、方向性がない相場でも、
一般的にボラは高くなりますから、
ボラが高い方が望ましい人たちは、
短期売買が中心の投資家にありがちです。

 
超短期取引においては、
非常に短時間で数ピップスを狙うわけですから、

1時間に10PIPS程度しか動かない相場だと、
例え一時的に利益が出たとしても、
決済に至る前に、反転してしまうケースに陥りがちだからです。


【3PIPSの目標利益を想定した場合、
青い下げ相場で、□の中で売ったトレーダーは目標利益に到達せず反発、
赤い上げ相場で、□の中で買ったトレーダーは目標利益に到達せず反落】

 
ただ、経済指標発表後のように、
ボラが高すぎる相場ではスプレッドも拡大するため、
これはこれで、
案外と不自由な取引になる可能性が高いと思います。

 

ボラティリティが低いと喜ぶのは?

そんな投資家は世の中に殆どいないだろう??
と思われる方が大半でしょうね。

 
しかし、相場は静から動、動から静を繰り返すとすれば
静の状態が続くと、次の動への動きを捉えようとして
相場に集中し始める人は思いのほか存在するのは確かです。

つまり、ボラが低い状態が静、高い状態が動に当たるので、
ボラが低い時の方が今後に大きな期待をかけられるわけです。

 
もちろん、相場がどちらに動き始めるかによって、
成績は大きく異なりますが、
ボラが低いということは、機が熟しているのは間違いなく、

こうした相場になるとソワソワするあなたは、
かなりの相場師だとお見受けします。

 

ボラティリティの判断

本来のボラティリティは、金利なども考慮するので、
結構様々な要素から算出されるものと記憶していますが、

ヒストリカル・ボラティリティは単純に変動率なので、
チャートに組み込まれている場合があります。

 
そのほか、
・過去のある期間の変動値幅を単純に平均化したATR
・移動平均値からの放れ度合いを上下に記したボリンジャーバンド
なども、ボラティリティの判断に役立ちます。

 
ボラティリティが低くなればATRは低下し、
ボリンジャーバンドはスクイーズ(上下の線が狭まる)しますから、


※現状、可視範囲では最低のATRになっている。チャートは日足ドル円

このようにチャートの見方を少し変えれば…、

低いボラティリティにも意外と興奮しますよ!

 
 
浅野敏郎

 
<<編集部よりおススメ>>

移動平均線を活用する場合、

交差=取引タイミング

と画一的に捉えてしまうと、
揉み合いに弱い移動平均線になってしまいます。

 
しかし、傾きなどに注目すれば、
移動平均線が横這う時はまさに、
ボラティリティが低下している一つの証です。

 
こうして捉えてみると、揉み合いでも
交差による無暗な取引の回数が増えることも無く、
その分、
増えてしまう損失取引が減らすことができます。

「ゼロ(様子見)は、マイナス(失敗)よりもマシ」

あとは狙い澄ましたタイミングで取引を行えば、
移動平均線も強い味方です。

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