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マイナス金利による資産運用の変化

From:矢口 新
 

昨日のYahoo!ファイナンスのニュースで
興味深い記事がありました。
「資産運用を始める前に知っておきたい5つの心得」
⇒ http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20160823-00000004-argent-column
 
この記事の冒頭で述べられているように、
銀行や郵便局での預貯金以外に我々が貯蓄をする方法として、
貯蓄型保険商品が一般的に扱われていました。
 

しかし、今年2月に導入されたマイナス金利によって
貯蓄性の高い一時払い終身保険や個人年金などは軒並み
販売休止、または販売抑制が相次いでいます。
 

これら保険商品によって貯蓄することも難しくなってきたことで、
いよいよ「投資」による資産運用を検討する人が増えてきました。

 

しかし、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
日本人投資家の9割は負けていると言われています。
 

それでも私は常々言っていますが、
相場で利益を取ることは
必ず誰でもできると思っています。
 

相場で利益を取る人と取れない人の違いは単純なことであり、
このニュース記事の中でも、投資の失敗の理由は
たった一言で書かれています。
 

なぜ、投資で失敗してしまうのか?
 

それは、「勉強不足」
誰でも相場で利益を取れるという事実を
知っているか、知らないかの違いが大きいのです。
 

つまり、
相場が誰でも利益を取れるものだと知っている人は
一生懸命勉強する努力もできますし、
 

何度か負けが続いたとしても
自ら失敗の原因を分析し、
トレードを改善することができるのです。
 

ここで勘違いしてほしくないのは、
簡単に勝てるわけではないということです。
 

ニュース記事にもあるように、
団塊の世代と呼ばれる世代が退職金の振込先である銀行から
勧められたままに投資信託を購入し、
 

2007年のサブプライムローン、翌2008年のリーマンショックにより
大きな損失を被った人が多くいました。
利益を大きく増やすことを考えた人は、
退職金の多くを投資信託の購入資金に使ったでしょうから、
その分損失額も多くなってしまいます。
 

そして、退職後の生活費はもちろん、
退職後に楽しみにしていた旅行や趣味にかかる費用を
投資信託で増やした資産を活用しようと思っていた人にとっては
予想外の結果だったはずです。

 

しかし、投資は銘柄選びも、売買のタイミングを判断するのも
全て自分自身で判断しなければいけません。
勝っても負けても「自己責任」なのです。
 

投資は勝つこともあれば負けることもあります。
その中でコツコツと利益を取っていくためには
やはり「勉強」と「実践」を繰り返しながら
成長していくしかありません。
 

投資で勝つことは楽ではありませんが、
決して不可能ではありません。
 

それなりに勉強は必要ですし、
勝てない時期が続くこともあるでしょう。
 

それでも、相場で利益を取るために
何を学ぶべきかを心得ていて、
 

勝てない時期が続いたとしても、
くじけずに、ひたむきに
やるべきことをきちんと続けることでしか
相場で生き残る方法はありません。
 

何よりまずは、
「投資」というものをきちんと学ぶことです。
それが投資で失敗しないためには不可欠です。
 

そして、投資で利益を取っていくためには、
当然ですが「勉強」だけでなく「実践」が必要です。
 

どちらかに偏ってもいけません。
勉強だけでもいけませんし、ただ実践を繰り返すだけでもいけません。
 

スポーツに例えると分かりやすいかもしれませんが、
いくらトレーニング本を読もうとも、
プロの選手のプレーを見ようとも、
実際に自分でプレーしなければ上達しません。
 

投資も一緒です。
「勉強」「実践」を繰り返すことで
技術を高めていきましょう。

 

―矢口 新

  • コメント ( 1 )

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  1. 徳田克彦

    いつもありがとうございますm(_ _)m
    シッカリ勉強して投資で勝てる様に頑張っていきます。

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