「上り」より「下り」が早いもの、何~んだ?

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From自宅の寝室より

公開が遅くなりました、申し訳ございません。

 
 
「上り」「下り」と言っても、
電車の話ではありません。

飛行機は季節や目的地によって、
行きより帰りが早かったりしますが、
「往路」「復路」と言った方がしっくりきます。

あ、登山なんかも、ひょっとして
下山の方が登山よりは早いかも知れませんね。

 
今日お話しするのは、実は相場の事なのですが、
昔から、
上昇相場より下落相場の方が急進しやすい
と言うのは業界の常識でした。

「相場にも引力がある」などという表現があるほど、
不思議な話ではあるのですが、その背景について、
少し考えてみたいと思います。

 
 
—————————————–
おはようございます。
今週も早や、金曜日がやって参りました。

昨日は自民党総裁選の結果が発表され、
下馬評通り、安倍総理が三選を達成しました。

アベノミクスが空中分解寸前となる中、
「もう行くしかない」的な三選
に見えなくもないですが、

各市場は極めて冷静だったことを考えると、
まだ他に懸念材料が残っているというのは明白で、
その一つは消費税増税の行方であることは確かです。
——————————————

 
さて、
長期上昇相場の後の暴落相場
でよく引き合いに出されるのが、
バブル創成期からバブル崩壊の日経平均や、
リーマンショックまでと後のダウが有名です。

 
日経平均の場合、
88年4月に新高値を付け
90年の年頭に最高値を付けるまでに要した時間は
約21か月に対して、
88年4月の新高値水準までの下落に要したのは、
僅か8か月。

ニューヨークダウの場合、
97年初に付けた新高値から最高値まで129か月に対し
リーマンショック以降、
同水準を割り込むまでに要したのは
およそ16か月でした。

 
なぜ大相場の後には
短期間の急落相場がやってくるのでしょうか?

 
出来高分析では、
上昇時に出来高が伴っているかどうかが重要だと
よく言われますが、
そこに一つのヒントがありそうです。

 
例えば、
1株が1000円前後で推移していた相場が上昇を開始し
5000円まで上昇した時、

100株購入するのに要する代金は、
10万円から50万円に増えています。
つまりその資金を出せる投資家しか、
この株式を100株購入できないことになり、

逆に資金に10万円という制限がある投資家は
わずか20株しか購入できないわけですね。

 
相場が更に上昇すればもっと資金が必要になる中で、

もし出来高が伴っていれば、
まだまだ購買意欲が強いということになりますが、
出来高が細り始めたとすると、
これ以上は手を出せない状況が進んでいることを意味し、

それでもなお、相場が上昇しているとすれば、
薄い相場の中を、
資金量が少ない「にわか投資家」が、
上値を追い続けている状況であることは、
想像に難しくありません。

 
こんな状況下で、
例えば2000円以下で大量に買えている
大口投資家が考えていることは、
売り抜けるタイミングだけであり、

一度、その気配が感じられた際には
一斉に利益を確定しに来ます。

しかし市場にある5000円以上の買い注文は
当然のように薄いですから、
大口の手仕舞いだけで暴落してしまう訳です。

 
そして、
例えば8000円まで上昇した相場が、
それこそ5000円を割ってくるようなら、
5000円以上で買っていた投資家は、
ロスカットに走りだし、
下落に拍車がかかることになりますが、

 
ここへ来て
更に質(たち)が悪いのは、
ヘッジファンドに代表されるような、
レバレッジを掛けた投機です。

なぜなら、証拠金の対象額が
1株8000円から4000円になれば、
証拠金は半額で済むことになり、

同じ資金量で2倍の取引額を打ち込むことも可能で、
差益に加えて、必要な証拠金額が
ドンドン少なくなっていく訳ですね。

 
 
このように、相場が上昇すればしたで、
それ以上は買い上げにくい状況が発生する一方、

その相場が反落した場合には、
売らなければいけないという
いくつもの事情が重なる上に、

下がれば下がるほど
条件が有利になるレバレッジ取引が
追い打ちをかけるように増えてくる
という背景が見えてきます。

 
 
ところでつい先ほど、
ニューヨークダウがこれまでの高値を更新し
史上最高値更新となりました。

ただ気になるのは、
ここ3か月の上昇は出来高が余り伴っていません。

その割に上げ幅はしっかりしているところは、
今月のメジャーSQなどを控えた、
やや作為的な動きにも見えています。

確かに下落の兆しは一切見えないのも事実ですが、
個人的には、
9月の終わり方に注目しているところです。

 
 
浅野敏郎

 
<<<編集部よりおススメ>>>

自民党総裁選も予想通りに落ち着き、
大きなリスク要因とまでは言えない
イベントではありましたが、
一つのテーマをクリアしました。

2018年も残すところあと3か月
と言うのは少し早いものの、
その間にも、

3期目安倍政権のかじ取り
米国の追加利上げ
米大統領の中間選挙
英国のブレグジット
など、
大きなテーマはまだまだ残ってはいますが、

今後も充分な伸び代を残している相場と言えば、
やはり株式市場かもしれません。

 
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