一番残酷なのは、誰?
From 矢口新
自宅のトレーディングルームより……
おはようございます。
矢口新です。
3日前の3月11日、
東日本大震災から8年目というニュースを、
数多くのメディアが触れていました。
たくさんの方が尊い命を落とされ、
また、今もなおふるさとに帰れていない方がいるという事実を、
私も厳粛に受け止めていきたいと思います。
さて、苦しんでいる人がいるのは、
何も日本だけのことではありません。
世界に目を向けると、
日本に暮らしている私たちからは想像もつかないことが、
今もなお起こっているのです。
今、中米で起きていること
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
ベネズエラは米国からの経済制裁を受けています。
このことで、発電所のほとんどが稼働できなくなりました。
そのため、
・ 水道が止まる
・ 病院で手術・点滴・透析などの処置ができない
・ 外貨が獲得できない
・ 食料も確保できない
など、「人々が当たり前の暮らしを送れない」
状況に陥っているのです。
しかし、アメリカの仕打ちは、
これだけでは収まりませんでした。
一番残酷なのは、誰?
アメリカ政府は3月11日、
ロシアのユーロファイナンス・モスナル銀行に対し、
制裁措置を発動させました。
理由は簡単で、
この会社がベネズエラの国営石油会社・PDVSAと
取引を続けていただからです。
つまり、
マドゥロ政権の資金源を断つためにやったのでしょう。
ある意味、今のアメリカがベネズエラに対しやっているのは、
日本の戦国時代にもあった「兵糧攻め」です。
食べ物の供給を断ち、
敵軍をせん滅させる作戦のことですが、
ベネズエラ全体は今「兵糧攻めにあっている」状態でしょう。
なお、アメリカはこれまでにも、
イラクの元フセイン大統領や、
アフガニスタンのタリバンなどの外国の要人・組織を、
「残酷」という理由で武力で排斥してきました。
今回のベネズエラへの件も、
悪意を持ってやっていると私には感じられます。
「一番残酷なのは、誰?」-そんな疑問が、
頭を駆け巡っているのです。
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