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相場はドラマなようである。

From:矢口新

自宅の書斎より、、、
おはようございます、矢口です。

 

相場というものは、
私たちの現実世界にあるものですが、

 

そこには、およそ事実とはかけ離れた
ドラマのようなフィクションが
とても多く存在しています。

 

なかには、事実をねじ曲げて伝えようとするものや
かえって相場をわかりづらくしているものがあります。

 

あなたは、それが何か、
わかりますか?

 

テレビや新聞に出演しているアナリストさんたち?
雑誌に書いてある派手な情報?
銘柄推奨やいかがわしい投資情報?

 

いやいや、違いますよ。
相場をやるうえで、もっとあなたに身近なものですし、

 

あなたが日ごろ、とても頼りにしているもので、
あなただけでなく、投資家みんな、これが大好きです。

 

それは「テクニカル指標」です。

 

あなたが一生懸命、買い時、売り時を探して
チャートを見ているとき、

 

価格と一緒に表示しているあのテクニカル指標は、
フィクションなのです。

 

価格のデータをもとにして
値動きを視覚的にわかりやすく捉え直している

 

それは、もちろん、
有効であるものもあります。

 

しかしながら、
どれを使ったらいいか迷うほどに
たくさんあるテクニカル指標のうち、

 

ほとんどは、相場というものを複雑に捉えすぎていて
かえってわかりづらくしてしまっています。

 

そして、その複雑で
どこで売り買いすべきかが理解しづらいものを
みんなありがたがって使うのです。

 

それで、そういうテクニカル指標を使いながら、
「どこで買い、どこで売ればいいか」について頭を悩ませているのですから
なんだかおかしな話ですよね。

 

問題は、テクニカル指標がフィクションであることを理解せずに、
まさにテクニカル指標そのものが相場の事実だと勘違いしてしまうことにあります。

 

テクニカル指標は、あくまでフィクション、
参考程度にとどめておくべきものなのです。

 

では、私たちが本来もっとも重視しなければならない
“事実”とは何か?

 

それは、まぎれもなく「価格」そのものです。

 

相場においては
価格こそが事実であり、

 

価格の値動きに従って売買するのが、
相場に対する正しいアプローチなのです。

 

その価格の値動きが、実際にはわかりづらいので、
ローソク足でわかりやすく表示したり、
さらにテクニカル指標を描画して判断材料にしているんですね。

(ちなみに、ローソク足もテクニカル指標なんですよ、ご存知でしたか?)

 

相場で意識すべきなのは、常に高値・安値です。

 

相場というものは、本来とてもシンプルで、
高値を抜いてくれば強い、安値を抜ければ弱いと見るのが基本です。

 

もう少し進んで、
高値を抜けなければ弱い、安値を抜けなければ強い
という見方もできます。

 

この2つが基本的な相場の見方であり、
あとは、そこに自分なりの相場観や、
参考として有効なテクニカル指標を組み合わせて相場を分析していくのが、
価格という相場の事実に忠実な見方であると考えています。

 

ほとんどの個人投資家は相場を複雑に捉えすぎていると思いますし、
あなたも、もしかしたらそうかもしれません。

 

物事は、複雑に捉えようとすると、
本来見なければならないものが、見えづらくなります。

 

そうすると、
結局何がなんだかわからなくなって、
混乱してしまうのです。

 

相場をわかりやすくしようとしているテクニカル指標も
使い方を間違えれば、まったく意味をなさなくなってしまいます。

 

テクニカル指標はあくまで参考、
複雑なものをありがたがって頼りすぎるのは、気を付けましょう。

 

―矢口 新

 

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